2023年10月7日(土) 午後1時30分開始
【講師ご紹介】
北野 尚宏氏
早稲田大学理工学術院国際理工学センター教授
(元JICA研究所 所長)
米国コーネル大学大学院博士課程修了(Ph.D.(都市地域計画))早稲田大学理工学部土木学科卒
(職歴)
早稲田大学理工学術院国際理工学センター教授(現在)
JICA研究所 所長
JICA研究所 副所長
国際協力機構(JICA)東・中央アジア部部長
国際協力銀行開発第2部部長
京都大学大学院経済学研究科助教授
国際協力銀行開発金融研究所主任研究員
海外経済協力基金北京駐在員
JICA緒方貞子平和開発研究所客員研究員(2018年~)
創価大学理工学部非常勤講師(2010年~)
東京大学公共政策大学院非常勤講師(2019年~)
グローバルビジネス学会常務理事(2018年~)
一般財団法人国際開発機構 国際開発研究センター「国際開発研究大来賞」審査委員会委員(2018年~)
国土交通省海外インフラプロジェクト技術者評価委員会委員(2020年~)
JICA道路交通安全分野の協力に関する課題別支援委員会委員(2021年~)
講師から受講生へのメッセージ(講座概略)
開発途上国が持続可能な成長を遂げるために、日本をはじめ国際社会は長年にわたり開発協力を通じた国際貢献を行ってきました。現在途上国は、気候変動、新型コロナウイルス感染症、ウクライナ戦争がもたらした食糧問題、債務問題などの様々な課題に直面しています。国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の達成も危ぶまれており、一層の国際貢献が必要とされています。
今回は、皆さんと開発協力の仕組みを学ぶと共に、JICAの開発協力を事例に、これからの日本の国際貢献について一緒に考えていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
●スケジュール
●13:30~15:00 講師による講義(90分)
『国際貢献 ~JICAの開発協力を事例に~』
(休憩)
●15:10~15:40 事前課題の個人発表(一人3分程度)
●15:50~16:40 グループディスカッション
【テーマ】自分がJICA理事長であれば、やってみたい国際貢献
●16:40~17:00 グループ発表・講師からの講評
●事前課題
JICAは、保健医療、紛争、気候変動等、複雑化する開発課題に挑むため、20の「JICAグローバル・アジェンダ(課題別事業戦略)」を設定しています。20のテーマからご自身が関心のあるテーマを一つ選んでいただき、サイト内の資料のいくつかに目をとおして、資料名と感想を述べるとともに、ご自身であればどのような事業を立ち上げてみたいか提案してください。サイト内の資料は大変多いので、関心のあるものを1~3選んでいただければかまいません。サイトの下の方の独自コンテンツにある広報資料などがわかりやすいかもしれません。いくつか事例を次に示します。
●JICA
https://www.jica.go.jp/activities/index.html
農業
JICA食と農の協働プラットフォーム
https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/jipfa/index.html
水産分科会
https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/jipfa/marine.html
スポーツと開発
プロジェクト事例 インベントリ(優良事例集)
https://www.jica.go.jp/Resource/activities/issues/sports/ku57pq00002lc8qo-att/inventory.pdf
運輸・交通
自動車(バス・大型車)の整備人材育成及び還流サイクルに向けた環境整備
https://www.jica.go.jp/activities/issues/transport/mechanic/index.html
デジタル化の推進
資料 JICA事業におけるデジタル/ICT活用事例集
社会保障・障害と開発
パンフレット すべての人々が恩恵を受ける世界を目指して 「障害と開発」への取り組み
提出締切: 10月2日(月)17:00【厳守】
・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。
寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@koyamadai.or.jp
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_事前課題 で統一ください。
例) 18××_寺子屋太郎_第2回講座_事前課題
<参考資料>
北野先生より関連のご著書紹介です。JICA時代のご専門でいらした「対中ODA」にご興味のある方はご覧ください。
●著書: 『日中関係 2001-2022』東京大学出版会
第5章 ODAー援助被援助関係の終了 pp.157‐180
『中国年鑑 2022』一般社団法人中国研究所 明石書店
日本の対中ODA PP.61‐66
●新時代の日中関係を築く —改革開放以来の日中経済技術協力の軌跡と成果—
https://www.jica.go.jp/Resource/china/office/others/pr/ku57pq0000226edm-att/oda_40th.pdf
●事後課題
第2回講座『国際貢献』に参加して、感想、気付いたこと、考えたことなどを講師(北野尚宏先生)に宛ててご記入ください。(字数任意)
以下のフォームをダウンロードしてください。
・提出期限は10月13日(金)正午(厳守)でお願いします。
・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。
寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@koyamadai.or.jp
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_お礼状 で統一ください。
例) 18××_寺子屋太郎_第2回講座_お礼状
●講座へのご意見について
今後の講座をより良くするため、講座へのご意見ございましたら世話役
(terakoyamasewa@koyamadai.or.jp)までお知らせください。